太陽光発電の売電収入目安(5kw)
余剰電力を電力会社が買い取ってくれるというので大評判になっている太陽光発電ですが、太陽光発電の売電収入の目安は一体どのくらいなのでしょうか。
過去のデータを調べてみれば簡単にそれを見つけることができます。
2019年の設置費用についてデータが残っています。
新築住宅に限られますがその平均値は1kwあたりで30万円の設置費用です。
2012年では設置費用の平均価格が1kwあたり43万円でしたから、毎年その費用は減少しているということです。
気になるのが一般家庭における収益ではないでしょうか。
太陽光発電の売電収入の目安は5kwが基準です。
ご家庭にある大半の発電システムが5kw以下であるからです。
収入はソーラーパネルが受ける太陽光線の量に依存します。
当然のことですが1月などは日照量が少ないので収入が減少します。
ざっくりとした話ですが、1年間を平均すると、毎月、約1万円程度の収入があるということです。
毎月1万円の安定した収入があれば、それだけでご家庭は安心して生活することができます。
太陽光発電で得た電気の売電価格推移について
太陽光発電で得られた電気は、売電という形で電力会社に販売することができ、それによって収入を得ることができます。
太陽光は確かに無料ですが太陽光発電システムは決して無料ではなく、かなりのまとまった投資が必要になりますから、売電による収入を重視する人が多いというか、現状ではむしろそれが当然でしょう。
この売電価格ですが、常に一定しているわけではありません。
かつてはかなり高い値段、電力会社から電気を買う単価よりも高く買い取ってくれることもありましたが、昨今の価格推移を見ると漸減してきています。
これは国の政策も大いに関係しており、黎明期は普及を後押しする意味もあって高い価格が付けられていましたが、次第に普及するにつれてそのような政策が取れなくなってきたことが背景にあります。
高い価格での買い取りは、突き詰めれば電力会社から電気を買う際の値段に跳ね返りますから、売電だけを一方的に優遇するのは社会的な理解を得にくいからです。
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